猫を飼う場合のデメリットと対策のポイント!

猫を飼う場合のデメリットと対策のポイント!

猫を飼う場合のデメリットと対策のポイント!

猫を飼った場合、考えられるデメリットとその対策方法をまとめてみました。
実際のところ、それぞれの猫による個体差があるので、一概には言えないのですが、猫飼いの方たちは、このデメリット以上の癒し効果を猫ちゃんから頂いてます。
これから、猫を飼おうかとしている方、対策方法がないかとお探しの方への参考になれば幸いです。

初期費用、飼育費用がかかる

猫はお金がかからないといわれていますが、決して安いものではないです。

初期費用では、猫個体と最初にそろえる猫グッズ(生活必需品)、最初の予防接種など医療費が必要です。
保護猫の里親になって、安価な猫グッズで極端に安く済ませるという方法もありますが、それでも最低2万円~が必要です。

月々の飼育費用は、3,000円~7,000円ぐらいで、主に餌代と猫砂代です。

その他に、毎年必要な予防接種、去勢・避妊手術や病気の際の臨時の医療費、嗜好品やおやつ・おもちゃなどの費用が必要になってきます。

猫一匹を飼うのにかかる生涯飼育費用は平均で100万程度といわれていて、
猫の平均寿命が約16年なので、月々にかかる費用は約5,200円程度になります。

月々1万円で、キャットフード、猫砂を買い、余った残りのお金を臨時(医療費やおもちゃなど)に必要な時のために猫貯金をしてみてはいかがでしょうか?

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トイレのにおいがきつい

トイレのにおいがきついといわれている猫ですが、猫砂や普段食べているキャットフードなどに大きく影響されるので、かなり個体差があるのではないかと思います。

また、トイレの回収を怠っていると、時間がたつにつれて、猫トイレのにおいが部屋に充満してくる原因にもなりますし、汚れたトイレを使わなくなってしまい、粗相をする原因にもなります。

その他に環境の変化などによって、縄張りを守る・主張するためにマーキングをすることもあります。
このマーキングにも種類がありますが、よく知られているのが、去勢をしていないオス猫に多く見られるスプレーという行為。しっぽをピンとたてて、後ろに向けておしっこを放つのですが、これはかなりニオイます。

猫トイレがくさいと感じる場合は、猫トイレ本体がオープンタイプの場合、ドームタイプやシステムトイレに変える、消臭効果の高い猫砂に変えるといった方法を検討してみてください。

また、猫トイレの回収はこまめにすることが大切です。最低でも1日1回は回収するようにして、1ヶ月に1回、猫砂を買えるタイミングなどに猫トイレ本体の掃除もすることをおススメします。

オス猫のスプレー行為については、発情期を迎えた猫に多く見られるので、繁殖を考えていないのであれば、発情期が来る前に去勢することで、スプレー行為をしないことが多いようです。

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家具・壁がボロボロになる

爪とぎではないところで爪を研いだり、猫の鋭い爪のおかげでカーテンやソファー、フローリング・たたみが傷だらけになったり、ほつれてしまったりと、いたるところがボロボロになるといわれています。

爪とぎではないところで爪を研ぐ場合や遊んでほしくないところで遊ぶ場合、しつけをすることで軽減できる可能性があります。また、定期的に爪を切ってあげることも大切。

フローリングは、滑って危険なので、極力カーペットやタイルマットなどを敷き詰めるのがおススメです。
また、爪とぎを中々使ってくれないという時は、爪とぎにまたたびを塗ってあげると喜んで爪とぎを使ってくれる場合があります。

抜け毛、トイレの砂、嘔吐などで部屋が汚れる

毛の生え代わりの時期は、抜け毛が大量発生して、家中が猫の抜け毛で大変になる上に、
グルーミングでたまった毛玉を吐くことも増えてくるので、さらに大変!

砂を掻く勢いが強すぎて砂がトイレからはみ出したり、トイレの砂が、肉球の間に挟まって、なんでこんなところに!?という場所まで猫砂が散乱したりします。

抜け毛や毛玉ボールはブラッシングをこまめにしてあげることで、かなり軽減できます。
それでも、抜け毛はでてくるので、掃除機やコロコロ(粘着テープ)でこまめに掃除することが大切です。

猫砂の散乱は、オープンタイプの猫トイレだとよく散乱するので、フルカバータイプやシステムトイレなどに変えてみたり、肉球に挟まった猫砂を落とすために、トイレの出入りを工夫したりすると、軽減できます。

長期の外出、旅行などには行けない

猫はお留守番することもできますが、せいぜい1日位がいいところです。
猫を飼うことによって家族旅行など、長期の外出は中々できなくなってしまいます。

友人や親戚に頼る方法や、ペットシッター・ペットホテルを利用するという方法があります。
ペットホテルに預ける場合は、かなりのストレスを与えてしまう可能性があるので、できることなら自宅でペットシッターを利用するか、親戚や友人にお願いする方法をオススメします。
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まとめ

以上、猫を飼ったときに考えられるデメリットとポイントをご紹介しました。

猫の知能は人間に例えると3歳くらいといわれています。それを踏まえたうえで、こまめに対応してあげることで、軽減できることも多くなります。

もし猫を飼う前に、こういった手間を億劫に感じるのであれば、猫を飼うのに向いていないということです。
猫を飼っていると、少なからず手間がかかりますが、それ以上のメリットを与えてくれるのも事実です。

生き物を飼うということは、家族の一員になるということです。責任をもって、最後まで見届ける覚悟を持って、一緒に暮らしていくことが大切です。

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