観葉植物でお部屋を彩る!猫がいても飾れる観葉植物12選

観葉植物でお部屋を彩る!猫がいても飾れる観葉植物12選

観葉植物でお部屋を彩る!猫がいても飾れる観葉植物12選

観葉植物を置いてお部屋を素敵に飾りたいと思っても、猫にとって、観葉植物は有害なものばかり!中には、舐めただけで死に至らしめてしまう植物も存在する。
何気なく置いた観葉植物のせいで、猫とって深刻な事態になりかねないのです。

部屋の中を華やかに彩りたいけど、猫にとって危険がいっぱいの観葉植物をあきらめている飼い主様へ

ここでは、数多く存在する観葉植物の中から、猫にとって安全、猫がいても飾れる観葉植物を五十音順で紹介します。

無害とされる植物でも、猫の個体差によっては食べておなかを壊してしまったり、中毒症状を起こす危険性は考えられます。
観葉植物を設置した際は、猫がイタズラをしてしまったり、猫が食べてしまわないかしっかりと様子を見てください。
場合によっては、猫の手の届かないところへ移動する、フェンスで囲むなどの処置が必要になる場合もあります。
観葉植物を設置する場合は、管理を怠らず、自己責任で設置するようにしてください。
また、万が一、猫が観葉植物を食べて、様子がおかしく感じられたら、すぐに獣医師にご相談ください。

葉が茂る姿はまさに天真爛漫「アジアンタム」

アジアンタム

小さな葉っぱが茂る姿がかわいらしいアジアンタムは、熱帯・亜熱帯地域に分布しているホウライシダに属するシダ植物です。

緑色の小さな葉っぱが密集して生え、そのかわいらしい姿はインテリアとして人気が高い観葉植物です。茎の長さは10~100センチほどまで生長します。
乾燥に非常に弱く、冬場などは特に霧吹きなどで湿度を保つ必要があります。水切れや室内が乾燥していると萎れてしまうこともあり、一度萎れてしまうと復活することはありません。根本から除去しなければなりません。

生長して鉢から飛び出した部分がゆらゆら揺れると、猫の興味をそそり餌食になる可能性があります。
伸びてイタズラされそうな部分は剪定(センテイ)したほうがいいでしょう。

南国の雰囲気漂う「アレカヤシ」

アレカヤシ(wiki)

出典:https://ja.wikipedia.org

南国情緒漂うアレカヤシは、マダガスカル原産の熱帯・亜熱帯地域に自生する8メートル以上の大きな樹木に生長するヤシ科植物の一種です。

寒さには弱いですが、比較的お手入れが簡単で、日本では飲食店や公共施設などでもよく目にすることがありま、8号~10号サイズ(高さ約180cm)の大きな鉢の商品が人気のようです。

先端がとがった先細りの葉っぱは、猫にとって興味をそそられる形状をしています。かじられることが多々あるので、設置の際には注意が必要です。

夜になると葉を閉じて眠る「エバーフレッシュ」

エバーフレッシュ

昼夜で違う表情を見せてくれるエバーフレッシュは、中南米原産のマメ科の熱帯植物。

日本にも自生している合歓木(ネムノキ)の仲間で、エバーグリーンとも呼ばれています。

涼しげで繊細な葉は、太陽とともに葉を広げ、夜になると葉を閉じる変化を楽しめるのが最大の魅力です。

葉を落としやすく水やりと冬越しに注意が必要です。サイズは大小さまざまあり、環境適応能力が高く、比較的育てやすいので、設置する場所を選びません。

大きくなると、葉のボリュームが出て、揺れることも多いので、猫に葉をかじられたり、じゃれて葉が傷んでしまう事があるので注意が必要です。

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精霊が宿る神秘的な樹木「ガジュマル」

ガジュマル

多幸の木とも呼ばれるガジュマルは主に熱帯地方に分布されるクワ科イチジク属の常緑高木。

気根と呼ばれる根を絡ませたユーモラスな姿が魅力的で、自然界に生えているものだと20メートルを超える大木になることも。

観賞用として流通しているものは大小様々で、10センチ~1メートルを超えるものまで幅広く、日当たりの良いところで、適度に水を与えていれば強く生長する手軽さも人気の一つで、風水やインテリアとしても人気が高い植物です。

猫にとっても毒性がなく、小ぶりなものはイタズラされる可能性がありますが、猫飼いの人にもオススメできる観葉植物です。

空気をキレイにしてくれる「サンスベリア」

サンスベリア

サンスベリアは、アフリカなどの赤道付近の乾燥地帯が原産の多年草。

縞模様が特徴的な葉は、肉厚で平たく先端がとがっていて、土から上にむかって葉を伸ばすスタイリッシュな様はほかにはない独特の魅力を感じさせる人気の観葉植物です。

生長すれば1メートルほどにもなるサンスベリアは、サボテンに似た性質を持ち、暑さや乾燥に強くとても丈夫な植物なので、頻繁に水やりをする必要がないため、忙しい人でも育てやすい観葉植物です。
葉が広いため、埃が貯まりやすいので、たまに湿らせた布などで葉を拭いて埃をとってあげる必要があります。

猫に無害といわれ毒性は認められていませんが、先端が硬く尖っているため、ケガをする可能性があります。

空気を浄化する緑の宝石「シュロチク」

シュロチク(wiki)

出典:https://ja.wikipedia.org

シュロチクは、中国南部から東南アジアが原産のヤシ科ラピス属の古典園芸に分類される植物で、日本では江戸時代から親しまれている観葉植物です。

細い幹は竹をイメージさせ、スッと伸びた葉が棕櫚(シュロ)に似ていることから「棕櫚竹(シュロチク)」名づけられました。
細い幹の先端から扇状に広がる葉姿は上品な佇まいで、寒さにも比較的強く、育てやすく、アジアンテイストなホテルのロビー等でもよく飾られ、和室の雰囲気にもマッチするインテリアとしても人気の高い観葉植物です。

猫に毒性はありませんが、流れるような葉がゆらゆらと揺れる様は好奇心旺盛な猫にとって興味をそそられるようです。また、本能的にかじりたくなるような葉の形状をしているので、注意が必要です。

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卓上に小さな南国をプレゼント「テーブルヤシ」

テーブルヤシ

卓上にも置ける小ささから名づけられたテーブルヤシは、メキシコ・中南米原産のヤシ科カマエドレア属の観葉植物です。

高さ10センチほどのものから流通していて、最近では100円均一でも売られているので、目にした方も多いのではないでしょうか。
直射日光や強い日差しは苦手ですが、ある程度の日差しがあれば設置する場所を選びません。
また、葉落ちすることも少なく、寒さに強いので比較的お手入れが簡単なのも人気の一つで、初心者にもオススメの観葉商物です。

細く長い葉は、猫草に形状が似ているのか、よく猫が食べてしまうという話を耳にします。猫に毒性はないので、安心ではありますが、ボロボロになる前に猫の届かないところへ飾ることをオススメします。

多くの才能と幸運を招く「トックリラン」

トックリラン

出典:https://www.shuminoengei.jp/

愛くるしい見た目をしているトックリランは、メキシコ原産のキジカクシ科トックリラン属の常緑高木。

本来は非常に大きく育つ品種ですが、生長が非常にゆっくりなため、観葉植物として10センチから1メートルほどの幼木が流通しています。日当たりの良いところを好み、乾燥に強く比較的丈夫な植物ですが、お手入れには若干注意が必要です。

明治時代に海外から渡ってきた植物で、幹の根元、気根が徳利のようにぷっくりと膨れていることから「トックリラン」と名付けられ、幹の上部から生えている細長い葉っぱが馬の尻尾に似ていることから、別名「ポニーテール」とも呼べれています。

猫に害はありませんが、細長い葉っぱやしっかりとした幹は猫のターゲットになることもあります。

金運・仕事運アップの発財樹「パキラ」

パキラ

観葉植物の定番ともいえるパキラは、アメリカ熱帯地方原産のパンヤ科パキラ属で常緑小高木です。

アメリカなどでは、10~15メートルまで生長することもあるパキラですが、一般的な観賞用のパキラは、テーブルの上などに飾れる卓上サイズから、リビングや玄関、軒先などに飾れる約2メートルほどまで様々なサイズがあります。
寒さには弱いですが、日陰などでも育成できるので、適度な日当たりがあれば場所を選ばず設置でき、風水では、金運・仕事運アップに効果的といわれ、引っ越しや開店お祝いの贈りものとして用いられることも多い人気の観葉植物です。

毒性もほとんどなく、猫にとっても安心できる観葉植物です。パキラの種子にはジャガイモの新芽と同様の毒性がありますが、日本の気候で鑑賞用のパキラはめったに開花・実がつくことはありません。

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花嫁の幸福を願って「ブライダルベール」

ブライダルベール

出典:https://khaawsflowerpicture.com

メキシコを中心にアメリカ熱帯地方原産のツユクサ科ギバシス属で常緑性の多年草です。

吊り鉢仕立てにすると、ベールのような形に育ち、白色の小花をつける草姿が、花嫁のベールに似ていることから「ブライダルベール」という名前が付けられました。

細い枝から小さな葉が沢山茂り其の先に小さな花をつけます。小さな花がとっても可愛らしくて魅力的な観葉植物です。
草丈は10~20センチほどで、強い日差しと5度以下の寒さには弱いですが、比較的お手入れが簡単で、適度な日当たりと水やりを与えていれば、6~10月に開花します。

猫への毒性は認められていませんが、茎が伸びでゆらゆら揺れたり、葉が小さいので、イタズラされる可能性があります。

変わらない愛をあなたに「ベビーティアーズ」

ベビーティアーズ

正式名称「ソレイロリア」と呼ばれるベビーティアーズは、北地中海地方が原産でイラクサ科ソレイロリア属の常緑多年草です。

「赤ちゃんの涙」「ベビーティアーズ」という名前の由来ともなったごく小さな葉は、2~3ミリほどの大きさで、地面を這うように伸びた茎に小さな葉っぱが密集して生えています。
また、世界一小さいといわれる花は、6月~7月に綿のような花が開花するのですが、目を凝らして注意しながら見なければわからないほどだそうです。

小さな葉っぱはターゲットにされるかもしれませんが、猫に毒性は認められていません。

永遠の富を祈る「マランタ・レウコネウラ」

マランタ・レウコネウラ

出典:https://www.shuminoengei.jp/

熱帯アメリカ・ブラジルが原産地のクズウコン科マランタ属の常緑多年草で、32種が自生しています。
そのうち、この「マランタ・レウコネウラ」とその変種群が観葉植物として栽培されています。

夜になると葉が上向きに閉じるその様子から「prayer plant(祈る植物)」という別名がある「マランタ・レウコネウラ」は、エキゾチックなルックスに加え、鉢植えと壁掛け、昼と夜とで、異なる表情を見られる観葉植物です。
茎は立ち上がらず這うように伸びるものが多く、春から夏にかけて、花茎を伸ばして紫色の斑のある小さな白い花を咲かせます。

猫に毒性は認められていません。また、葉が手のひらほどの大きさなのでイタズラをされる可能性も低いですね。

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【番外編】設置するだけお世話がいらない「人工観葉植物」

人工観葉植物

フェイクグリーン、造花等とも呼ばれている人工観葉植物は、その名の通り人の手によってつくられた観葉植物です。
最近では、もの凄くリアルに作られていて、パッと見、本物と見分けがつかないほどのものも多くあります。

人工観葉植物は、水やりや植え替え、日当たりなどが必要ないので、お世話が億劫な方、忙しい方にも人気の商品です。
また、事情により本物のお花や観葉植物を設置するのはやっぱり避けたいという方にはうってつけではないでしょうか。

いまでは、様々な種類が模されていたり、空気清浄機能がついているものも売られています。

猫にとっても観葉植物の毒性を心配する必要がないので、安心して飾ることができます。

人工観葉植物なら諦めていた種類の観葉植物を飾ることもできるかもしれません。

注意のポイントとしては、人工的に作られているので材質によって埃や汚れが溜まってしまうことがあるので、定期的にお掃除が必要です。
また、人工的とはいえ、猫にイタズラされる可能性、誤食してしまう可能性はゼロではありません。

人工観葉植物・フェイクグリーン│猫グッズ専門店 ねこぼっくす -JILLSTORE-

猫にとって危険がいっぱいの観葉植物。お部屋に飾ることをあきらめた方に「人工植物」なら、毒性を考えることなく、好きな観葉植物を飾ることができます。 人工植物、フェイクグリーン、光触媒で作られた人工植物をご紹介します。

まとめ

猫がいても飾ることができる観葉植物をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
その他にも、調べてみると意外と猫に影響が少ない観葉植物がたくさんありました。

しかし、冒頭でもご説明したように、猫にとって安全な観葉植物とはいわれていても、必ずしも安心・安全ですべての猫に害がないとは言えません。

誤って誤食・かじってしまった際、誤食した量・期間、個体差や体調、飼育状況などによっては、下痢・嘔吐など、中毒症状や体調に影響が出る可能性もあります。

観葉植物に見向きもしない猫もいますが、観葉植物を飾る際には、極力猫に触らせない工夫が必要です。

また、繰り返しますが、万が一、観葉植物を食べてしまい、猫に体調不良の兆しが感じられた場合は、速やかに獣医師にご相談してください。

アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)が動物にとって毒性の有無をまとめたデータベースが公開されています。
全て英文で表記されていますが、観葉植物・お花を検討される際の参考になると思います。

有毒性の植物につづいて無毒性の植物をそれぞれアルファベット順で表記されていますので、調べる際は、植物の英名・学名などでページ内検索してみてください。

■Toxic and Non-Toxic Plant List – Cats
(猫にとって毒性のある植物・毒性のない植物リスト)

aspca「Poisonous Plants」
※国外サイト。別ウィンドウで開きます。

猫がいても飾れるお花7選

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